重力と自分を合わせる

著者は生命反射法という治療を実践する治療家です。
本書はその療法についてまとめたものです。

著者は幼少期から病弱体質で、様々な不定愁訴で悩まされ続けていました。
社会人になってからも、貧血や胃潰瘍で闘病していました。
特に腰痛は治癒することなく慢性化し、整体やサプリメントなどを実践しても治らず、整形外科医による「脳反射法」という療法で改善します。
感銘を受けて直接指導を受け、自身のメソッドを再構築して「生命反射法」と命名しました。
本書はこの療法を解説していました。

著者の療法の根本は、重力と人体との関係があります。
地球に生きる我々は、重力を常に受け、体内で処理しています。
立っている時は足裏、寝ている時は背中など、接地している部分で受けて、体の中を通過させて抜けさせます。
しかし心や体に抑圧を受けると、筋肉にこわばりが生じ、重力の圧が滞ってしまいます。
通常は自然治癒力で元に戻りますが、抑圧が継続したり、生命力が低下しているとこわばりが慢性化してしまいます。

こうした状態を診断するときは歪みを生じている部位を観察します。
骨盤の高さ、左右の足の長さなどですが、歯のかみ合わせが簡単だとしていました。
上下の歯をゆっくり合わせた時に、歪んでいる側の歯が先に触れます。
より正確な状態を把握するにはOリングという体の反射を使った方法を用います。

治療は日常で大地と接地している足首の骨や、小指の付け根の骨を使います。
申脈や後渓あたりに軽く圧を加えると歪みが解消して、痛みなどが出ている部位が改善し、咬み合わせも良くなるとしていました。

本書はこのように著者の構築した整体的な治療法の一端が解説されていました。
重力と体の関係、抑圧によって生じるこわばりが万病のもとであること、こわばりを解消する治療法などユニークなものだと思いました。
ただセルフケアという点で、本書を読んだだけで自分でこの療法ができるかというと難しいのではないかと感じました。
また伊東聖鎬氏という治療家が考案した「読脳法」という治療法も、同様にOリングや歪みに注目したもので、その類似点などが興味深いと思いました。

Follow me!

無料相談はこちら

お困りの事、身体の不調、心の不調
いつも体調が悪い、倦怠感がある、眠れない
色んなところが痛い、張る

無料相談ができます。無料体験もできます。

お気軽にどうぞ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

前の記事

左肩が痛かった

次の記事

股関節が痛かった